わたしのお気に入りの場所
― ロハスキッズ・センタークローバの風景から ―
ロハスキッズ・センタークローバでは、新年度の始まりに、「Meet Our Staff ~みんなの先生を紹介します~」というお便りを保護者の方々にお配りしています。園長や保育者をはじめ、給食・事務スタッフ、そして音楽・英語・体育などの課外講師も登場し、それぞれの想いや人柄が伝わるお便りです。
その中の「クローバーの好きな場所は?」というQ&Aには、今年もさまざまな“お気に入り”が集まりました。
いちばん多かったのは、「2階の廊下」や「階段」です。
「階段をのぼっていくときに見えてくる景色が最高です」
「富士山が見えると、ちょっと嬉しい気持ちになります」
「大きな窓から見える多摩川と空が気持ちを切り替えてくれます」
そんなふうに語られる風景は、日々忙しく子どもたちと過ごすなかで、ふと足を止めて外の景色を眺める̶̶そのひとときが、心を整える大切な時間になっているのかもしれません。
もうひとつ人気だったのが、「松の木のベンチ」。
かつて多摩川沿いに広がっていた松林の名残を、今も園の一角に残る松の木が静かに伝えてくれています。そのベンチでは、天気の良い日にはスタッフがお昼の休憩をとったり、時には近隣の方がお散歩途中に一息ついたり。みんながそう呼ぶ「松の木のベンチ」は、子どもたち、先生、地域の方々まで、日常の中にある小さな憩いの場です。
そしてもうひとつ、大切にされていたのが「エントランス」です。
「おはようございます!と交わす子どもや保護者の笑顔が、朝のスイッチになります」
「マジックアワーのエントランスから見える景色は、とても贅沢な時間」
「風が抜けて音楽が流れる、そんな空間にいつも癒されています」
朝は元気な声が飛び交い、夕方は穏やかな光とともに今日が終わっていく――そんな場所に、毎日のリズムが流れています。
ロハスキッズ・センタークローバには、「誰かの好き」がつまった場所がいくつもあります。
どの場所も、日々過ごす中で、自然と大切になっていったのかもしれません。